2015年12月21日月曜日

クリスマス祝会での演奏披露

 12月20日日曜日、山下教会(川西市見野)で行われるクリスマスの祝会で、昨年にひき続き、この教会付属めぐみ幼稚園出身の生徒さん(小学2年生)数人に、ピアノ演奏する機会を与えて頂きました。

 多くの自慢の持ち寄りのお料理が並んだブッフェ形式の食事の後、演奏が始まりました。最大のイベントである発表会が終わっても、良い状態をキープするのは大変だったようです。お家での練習もだんだん崩れていったようで、日々ご家族が心配されている様子を耳にしていました。緊張していたようですが、何とか終えました。演奏後、快心の笑みを浮かべていた生徒さんもいましたね。

 この機会に向けて、レッスンでも、通常の曲・練習曲に加えて、発表会と同じこれらの曲を弾いてもらっていました。しかし、これをすると、通常のカリキュラムにしわ寄せがくるため、新しい曲の学習進度が滞りがち。次回からは、こういった発表会以外のイベントへの対応をどうするのか、考えねばと思っています。

 今週からまた、テンポよく、レッスンを進められるでしょう。

→川西市・猪名川町のピアノ教室 ナカオアリス・ピアノスタジオ
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2015年12月18日金曜日

演奏披露会場&ピアノ下見

 この日曜日、山下教会(川西市見野)で行われるクリスマスの祝会で、この教会付属めぐみ幼稚園出身の生徒さん(小学生)が数人、ピアノ演奏することになりました。

 16日(水)に、会場の下見をし、使われるピアノの様子(椅子はそろっているのか、補助ペダルは自宅から持っていく必要があるのかどうか、タッチはどのような感じかetc)を、確認してきました。

 生徒さんの負担を減らし、またレッスン時間を無駄にしないために、お一人を除き、発表会で演奏した曲を弾きます。しかしながら、焦点を発表会に合わせ、もう済んでしまっているため、この会のための演奏にどれほど注力して、レッスンするべきなのか、悩みどころです。

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2015年11月29日日曜日

Singing Tone

 ピアノの発表会後、第2週目のレッスンが終わりました。11月も最終週です。

 生徒さんは、新しい課題に取り組んでいます。また、“Singing Tone”をレクチャーした生徒さんもいました。メロディーラインの美しい歌いかた、伸びのある音の出し方、音と音とのつなげ方を解説し、このテクニックを活かす曲を使って、具体的に腕の使い方、重みのかけ方、鍵盤からのリリースの仕方、指のどの部分を使うのかetcを学んでいきます。

 使用教材の1曲目は、Pachulski の『プレリュード』他です。

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2015年11月19日木曜日

発表会後のレッスンでは…

  “発表会”という人前で演奏するにあたって、この3ヶ月間、指導者も生徒さんも、準備に相当のエネルギーを費やし、緊張せざるを得ませんでした。発表会をこなすことにより、レパートリーが1~2曲増え、成長できたことを喜ぶ方もいる反面、この時期を苦しいと感じる方もいるでしょう。生徒さん本人のみならず、ご家族のサポートが不可欠なこの期間に、親御さん側で心が折れそうなこともあると聞きます。しかし、普段、ピアノは楽しみであったり、趣味や情操教育のひとつであったとしても、この時期だけは、何とか公開演奏に耐えうるレベルに仕上げなければなりません。コンクールに挑戦しない生徒さんにとっては、1年にたった1回だけ、目標を掲げ、気をひきしめて、お稽古をする絶好のチャンスでもあるのです。

 発表会後のレッスンでは、また日常のレッスンに戻ります。しばらく基礎をしっかりかためる作業や、基礎に立ち戻る作業が、ゆったり続きます。

 また、今後のピアノレッスンについて、価値観のすり合わせや、方向性をお互い確認をする場合もあります。

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2015年11月18日水曜日

2015年ピアノ発表会終了の報告

 2015年のピアノ発表会が終わりました。
 
 私が教えている生徒の皆様、上手に演奏していました。日頃の成果を十二分に発揮できたようです。演奏を終えた後は、今日の演奏のみならず、今まで重ねてきた練習を思い出し、達成感を感じていたようでした。充実した満面の笑顔の生徒さんたち。発表会を終え、大きく成長できたことと思います。
 
 この日、演奏した多くのリトル・ピアニストの中には、本番の大舞台で、リハーサルやレッスンの時よりも上手に弾き、今までにない出来だった生徒さんもいて、驚きました。猛特訓のの成果を存分に発揮できた生徒さんもいました。ステージでは、先生は付き添っていません。誰の助けも借りることのできない孤独な舞台で、まだ生まれて数年の子どもさんが、弾ききるというのは、大変なことかと思います。普段と違う照明の中で弾くだけでも、緊張もします。ピアノを習うお子様を持つ親御さんだって、大勢の聴衆の前で演奏やスピーチするなど、しばらく体験したことのないことを、子どもさんは何とか、こなしているわけです。失敗やプレッシャー・ストレスがかかる経験をした大人ほど、怖いと思います。以前の体験を思い出してしまうこともあったりして。何も知らない子供だからこそ、上手にmanageできたのだとも思います。おそるべし、子どもたち。

 ただ、発表会の運営は、トラブル続きでした。私にとって、今回の発表会ほどの不幸なことが多発したことは、過去にありません。ひとつトラブルが発生すると、ずっと後を引き、次の事柄にも影響してくるといった状態です。そして、私がトラブルシューティングで奔走していても、関係者は連絡を見ていない、確認していないまま、進めてしまう、キューを出していないのに、始めてしまう等、憤り満載です。反省点も多し。

 
 ハプニングが起きても、上手に対処した生徒さんの危機対応能力には、脱帽です。また、演奏の面でも、前半にミスがあった箇所を、後半、尾を引かず、うまくまとめる等、その切り替えの早さは、ピアノのみならず、日常生活においても、強みを感じます。救いを感じました。
 
 次回からの発表会は、私が総監督をつとめ、今後一切ハプニングが起きないよう、またハプニングに対処できるよう、新たに優秀なスタッフと、その人数を確保し、開催しようと思っています。ご心配なく。


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分単位で綿密に割り振られたリハーサル室の使用時間割とゲスト用プログラム

2015年11月13日金曜日

ビデオ・アドバイス・レッスン

 ピアノの発表会まで、わずかです。直前のレッスンが発表会前日の生徒さんもいるため、少し心配です。よって、そんな方々のために、お家で演奏をビデオに録って、送っていただくように、親御さんにお願いしています。

発表会当日のリハーサルとウォーミングアップについて

 いよいよ明日に迫ったピアノの発表会。

 発表会当日は、開演前に舞台でリハーサルを行います。時間は限られていますが、どのようなピアノなのか、実際に少し弾いて、感触を確かめることができます。

 また、当日は、ユーベルホール3階にあるリハーサル室を借りることになりました。当初リハーサル室の使用は予定になかったですが、生徒さんそれぞれの事情を鑑みて、急遽決定しましたので、昨日使用時間の割りふりを行いました。こちらも少しの時間ですが、本番前にウォーミングアップすることができます。

2015年11月9日月曜日

リハーサル

 昨日、いよいよ今週末に迫った発表会のリハーサルを行いました。改善すべき点もわかり、有益な会となりました。 
 
 親御さんが付き添えなかった生徒さんのために、ビデオ撮影をしました。各人に向けて編集し、注意事項とともに、昨日から今日にかけて、親御さん宛に動画を送信しました。

2015年11月8日日曜日

レッスンの緊張感を高めるために - Rちゃん(小学2年生)

 Rちゃんは、現在小学2年生。年長の夏に2ヵ月間だけ、臨時でレッスンした後、年長の3学期から、私のところに定期的にレッスンに通っています。

 初めてレッスンをした時から、ずっと思っていたことで、今でも、いつでも、感心しきりなのですが、びっくりするくらい、よく練習する生徒さんです。どんな曲でも、それがバイエルやバーナムであっても、自分の物にして、レッスンに臨み、ノリよく弾きます(バイエルはもう終了しました)。ノリよく弾けるくらいに、自分の物にしてくる、つまりよくさらっているということがわかります。大人の目からすれば、簡単な曲でも、本人にとっては、新曲ごとに新しいタスクが加わるので、大変なはず。苦手なところを弾けるようにするべく、時間をかけて、ずいぶん自分で研究しているようです。小学2年生にして、時間や体調の管理もしっかりしていて(親御さんの協力もあるのでしょう)、『学校がある平日はあまり練習できないから、土・日にたくさん練習する』と言っていました。前に習っていた先生のところで、レッスンカレンダーを使用していて、その延長で、私も最初はレッスンカレンダーを使い、ご褒美シールを貼っていました。しかし、あまりに長時間練習している様子が見られ、少し心配にもなり、また練習を確実にしてくるという信頼を彼女に置いていますので、現在はお渡ししていません。逆に、練習のし過ぎで、早く燃え尽きてしまわないか、心配もしますが、今のところピアノを、音楽を楽しんでいるようです。感性も豊かなようで、レッスンの前後に、庭の花や、夕日を見ては、感想を述べていきます。同級生の中では体は小さいですが、指が長く、体力もある生徒さんです。

 発表会が迫っていますが、彼女は事前リハーサルには参加できません。発表会のような、緊張感を少しでも感じながら、弾いてほしいと思い、レッスンで予定演奏曲をビデオに録る試みをしました。今年は、「エリーゼのために」(ベートーヴェン)と「柿の種」(湯山昭)を演奏します。これらの曲を本番で初めて披露したいでしょうから、下記の動画は昨年の発表会の模様(小学1年生時)からです。



2015年11月6日金曜日

11月1&2週目の川西教室でのレッスン/第3回発表会打ち合わせ

 11月1週目と2週目の川西教室でのレッスンは、すぐ近所にある郷土館近くのピアノ教室を借りて、行っています。発表会前である為、グランドピアノのある整った環境でレッスンしたいこと、時には聴講されている方もいて、模擬発表会に近い状況になりえること、そして川西教室に通われる生徒さんの利便性を考え、こちらで行うことにしました。

 猪名川町の日生スタジオで学ばれている生徒さんに関しましては、特に変更はありません。

 また4日(水)は、レッスンの前に、発表会当日生徒さんの紹介をアナウンスする際の原稿を、他の先生とともにチェックしました。

2015年11月3日火曜日

発表会プログラム配布中

 今年の発表会のプログラムが完成し、順次配布しています。台紙の色は、ピンク、黄緑につづき、今年はこの色です。今週末は、皆でリハーサルです。

2015年10月30日金曜日

【備忘録】T君(年小)

 まだ年少のT君は、お稽古を始めて、5ヵ月弱。最初、幼稚園の課外でピアノを始めたものの、本人の体調とレッスンの時間が上手くかみ合わず、ほどなく猪名川町でのレッスンに、曜日・時間とも新たに切り替えました。

 リトミックらしきことは行った経験があるようですが、個人レッスン形式の習い事自体が、初めてでした。レッスンというものが何なのか、初めはわからなかったようですが、ようやく最近、レッスンらしきものになってきました。レッスン時間の30分を、有効に使えるようになってきましたし、レッスンの進行の上でのリズムや要領をわかり始めているようです。ただ、今でもレッスン中に親御さんの助けが必要な時もあり、そのご協力に感謝です。

 
 リズム打ちは、ずいぶん上手にできるようになり、音符も徐々に読めるようになってきました。今は、その2つの要素をつなげ、実際にピアノで、指をしっかり使って、弾いていく段階になりました。ピアノを始めるにあたり、電子ピアノから、昔家族の方が使われていたご実家のアップライト・ピアノを今のお住まいに持ってこられ、整備されたと伺いました。これからが楽しみです。
 
 写真は、レッスンに導入している五線譜のボードと、音符磁石です。難点は、ホワイトボード用のマーカーで、手が汚れる、そして鍵盤が汚れること。これを使うときは、レッスン室にもウェットティッシュ常備です。

2015年10月27日火曜日

跳び箱による負傷者続出

 先週のレッスンでは、学校でのけが、特に跳び箱によるけが人が、2名いらっしゃいました。幸い、ピアノを弾くには支障ないものの、絆創膏をしていたり、湿布をしていたり...。発表会まで、あまり日がありません。ぜひ、体調管理に気をつけて、仕上げていってほしいものです。

2015年10月25日日曜日

連合音楽会

 先週木曜日に、川西市の小学校が集まって行われる連合音楽会がありました。当教室には、2つの小学校で、それぞれ合唱の伴奏を務めることになった小学4年生の生徒さんがいらっしゃいます。楽屋裏での準備に忙しく、お互いの演奏を聴くことはできなかったようですが、2人とも、大きなホールで、問題なく、いつも通りの演奏ができたようで、喜ばしいことですね。

2015年10月14日水曜日

第2回発表会の打ち合わせ

 本日午後、発表会の打ち合わせを行いました。演奏の順番とその曲目の最終的な確認、プログラム印刷に向け、細かな調整を行いました。

2015年10月12日月曜日

Miちゃんも伴奏者に合格

 Mちゃんに引き続き、Miちゃん(同じく小4)も、川西市のH小学校の音楽祭での合唱の伴奏者に選ばれました。(2人は、川西市内の異なる小学校に行っています)Mちゃん、伴奏者に合格

Mちゃんの時と同様、学校内でオーディション(2段階選抜!)があり、合格しました。夏休み早々、練習を開始していた頑張り屋のMiちゃん、おめでとう!

2015年10月4日日曜日

補助ペダル出張中!

 この週末、レッスン室で使用している補助ペダルは、ある生徒さんの家に出張しています。
彼女は、発表会で、ペダルの使用が不可欠な曲を演奏します。レッスンだけのペダルの使用では練習不足かと思い、また補助ペダル独特の重さにも慣れてもらうため、数日間ではありますが、お貸しすることに決めました。あと1年も経つと、ペダルに届くくらいに背も伸びるでしょうし、新たに購入いただくのはどうかと…
〔移動準備中〕袋に入った補助ペダル

2015年10月1日木曜日

発表会準備期間のレッスン内容

 当教室では、発表会の準備期間に毎回、約3ヶ月ほど、費やしています。
問題は、1年のうちの4分の1を占めるこの期間に、どのように普段の教本・教材・練習曲等を
並行して、進めるか、進んでいけるか、です。発表会のために半年近く、延々同じ曲を練習させる先生もいらっしゃいますが、私は、発表会の準備期間に普段の教本等をまったくストップしてしまうのではなく、なるべく1~1,5ヵ月前までは、発表会の演奏曲と並行して(曲数は減らします)、勉強することをおすすめしています。できるだけ多くの曲を学ぶことにより、今後の各人の音楽の幅を広げることが目的です。

2015年9月26日土曜日

発表会の打ち合わせ

  来る11月に行うピアノ発表会の打ち合わせを、一緒に開催するH先生他1名と行いました。記念品の選定、使用するピアノの選択、演奏の順番、リハーサルの有無と時間配分等について、議論しました。

2015年9月21日月曜日

Storm in a teacup by Elissa Milne

 2014年春、小学1年生になった時から、当教室で学んでいるNちゃん。現在小学2年生。
この動画は、2014年11月の発表会の模様からで、メヌエット ト長調(J. S. バッハ)、ピエロ(カバレフスキー)、そしてこのStorm in a teacup(Elissa Milne)を弾きました。今考えると、幼稚園に通っている時から、ピアノのお稽古には行っていたものの、この発表会が、本格的にホールで弾く初めての経験だったのかと思います。

過去の記事⇒ 感心したこと  練習で手が変化

 当初は、ヘ音記号の音符の読みもあやふやでした。基礎的な事柄がどのくらい理解できているのか、また蓄積されているのかが曖昧で、手探りの状態でレッスンしていましたが、トンプソン1巻もサクッと終わり、ずいぶんしっかりしてきました。今年の発表会では、ショパンのワルツ他に挑戦します。ペダルも本格的に使用する曲なので、週末に補助ペダルをお貸しして、自宅で練習できないものか、考えています。



2015年9月10日木曜日

楽譜購入・輸入

 今年も発表会の選曲に向け、新しい楽譜を数点、購入・輸入しました。その中でも、去年の Elissa Milne にひき続き、今年は、Diane Hidy の曲集をアメリカから、Sheet Music Plus を通じて、輸入しました。

 中級者以上のレパートリーというのは、勉強しなくてはならない、もしくは、弾いておいた方が良い楽曲が、バロック・古典から近・現代まで、すでにたくさん存在します。初級者用で、公開演奏にも適した楽曲、そして、生徒さんにも喜んでもらえそうで、指導者も納得がいく曲は、いつも探すのに、苦労します。上記2者の数ある曲集から、初級者用を選びました。まだ初級者用ゆえ限られた語法しか使われていないにもかかわらず、シンプルで、素敵な、面白い曲が揃っています。現在も活躍中の作曲家・音楽家・教育者なので、今の感覚に合った良い楽曲だと思いました。


2015年9月8日火曜日

発表会演奏曲目の選択の基準

 発表会用の演奏曲目選択の基準で、主に心がけていることは、以下5点です。

① 生徒さんのレベル(現在のレベルと準備期間を見越した期待値も含める)

② どれくらいピアノの練習に、時間とエネルギーを費やせそうか。
(中には、少ない練習時間で、要領良く、こなす生徒さんもいらっしゃいますが。)

③ 過去に出演経験がある生徒さんの曲は、前回の演奏曲目やその作曲家、時代等も考慮

④ 同じ学年の生徒さんが何人かいる場合は、進度に差異が生じていても、お互い前回と今回で、曲がダブらないように、配慮 (強い希望があった場合は別ですが)。

⑤ 内輪の発表会とはいえ、親御さんやその関係者を含むお客様には、わが子以外の演奏も聴いていただくことになりますので、その方々にもできるだけ楽しんでいただけるような選曲を。


2015年9月7日月曜日

2学期開始、発表会に向けて

 2学期が始まりました。多くの生徒さんは、これから学校内での運動会や音楽会の予定が目白押しな上、11月14日(土)にユーベルホール(大阪府豊能町)で行われるピアノの発表会に向けての準備も、本腰を入れて取り組まなければいけない時期にさしかかっています。緊張感あるレッスンが続きますが、一回一回のレッスンを大切に、準備・お稽古してきてくれることを望みます。

 本番に先立ち、11月8日(日)午前中に、リハーサルを行います。本番に、気持ちよく臨んでほしいため、リハーサル以後、通常のレッスンが1度ありますが、1、2度、聴く程度、ほんの少し手直しする程度になると思われます。11月第1週までには、しっかり仕上げを済ませましょう。
(下記の動画は、昨年の発表会の模様です。)



 

2015年8月10日月曜日

発表会申込受付中

 11月14日(土)にユーベルホールで行うピアノ発表会の参加申込を受付中です。

 大きな生徒さんの中には、すでに発表会用の楽曲のお稽古を始めておられる方もいらっしゃいます。生徒さんに渡す曲目は、8月第1週には、大体決めていたのですが、約3か月お稽古するには簡単すぎるのでは?と思い直したり、予想以上に積極性を最近見せ始めた生徒さんもいて、また練り直ししなくてはならないプログラムもあります。

 

2015年7月30日木曜日

5週目のレッスン

 7月29日は、7月第5週目の水曜日で、本来レッスンはお休みですが、学校の用事でレッスンをお休みしたことがある人や、実技のテストが近い人のための振替レッスンにあてました。

2015年7月23日木曜日

Mちゃん、伴奏者に合格

 Mちゃん(小4)が、小学校の音楽会での合唱の伴奏者に選ばれました。おめでとう!
ずいぶん本格的なオーディションが小学校で行われ、彼女は、ベートーヴェンの「ソナタ ト長調op.49 - 2」(いわゆるソナチネ)から第1楽章を弾いたそうです。仲の良いお友達も合奏のピアノ担当に選ばれたそうで、どちらかが悲しい思いをすることなく、選出されて、良かったです。

2015年6月23日火曜日

第15回国際チャイコフスキーコンクール・ライブ中継へのリンク

 medici.tv が、現在モスクワで行われている第15回国際チャイコフスキーコンクールの模様を、インターネット中継していて、liveで観ることができます。live放送のみならず、見逃した演奏も Replayから、観られます。リンクはこちら

2015年6月11日木曜日

【備忘録】海外サイトでショッピング時、PayPal の寄付(DONATE)ボタンが使えない場合の対処法

 先日、海外のアーティストから、楽譜を購入しようと、指示されたPayPal(ペイパル)を使って、購入手続きに進みました。この楽譜の購入は、PayPalで、支払いが相手側に確認されると、楽譜をダウンロードできる、というものです。

 特に今回は、1曲ではなく、複数の曲を一度に購入すると、ディスカウントを受けられる、というものでした。彼のHP(英語)では、DONATE(寄付)ボタンを使って、購入手続きを完了せよ、と言っています。しかし、何度か試みたものの、日本からの寄付金は受け付けられないと、PayPalは、知らせてきます。

 電話で、PayPalに問い合わせてみました。一番簡単な解決策は、

invoice(請求書)で、こちらに請求してもらうよう、相手側に頼む

と、いうことでした。


 その後、相手側にこのことを伝えると、こういった事情にもすでに経験済みで、すぐに、手続き(別画面の準備、invoiceの添付)をしてくれました。無事に、楽譜ダウンロード終了です。

2015年5月3日日曜日

次回の発表会の日程

 2015年の発表会の日程が、決まっています。11月14日(土)に、前々回に使用したユーベルホールにて、行います。評価が高かったユーベルホールでの発表会は、このホールで初めて発表会に参加される方にも、音響・ピアノとも、ご満足いただけることでしょう。 

 昨年の発表会から、勉強会を経て、行われる2015年の発表会。普段のレッスン・プログラムを極力乱すことなく準備してきた先日の勉強会では、自信を取り戻した生徒さんもいた模様。また、発表の場に向けての準備のペースも、つかめてきたみたいです。

 素敵な演奏になるよう、8月の中旬から、準備にとりかかりましょう。





2015年5月2日土曜日

公式HPを更新しました

 ナカオアリス・ピアノスタジオ(川西市・猪名川町にある個人ピアノ教室)の公式HPを更新しました。現生徒さんに影響する大きな変更はありません。 一番大きな変更内容は、従来設けていた『プレ・ピアノコース』が、通常の『ピアノ個人レッスン』に一本化されたことです。

2015年4月26日日曜日

2015年4月20日月曜日

勉強会&リサイタル終了しました

 昨日、勉強会と私のコンサートが、無事終了しました。大勢の方に応援いただき、ありがとうございました。
 
 勉強会は、当日急病で来られなくなった生徒さんも1名、いました。普段からよく練習する生徒さんだっただけに、残念でした。また、今回初めて、公開の場で演奏を披露する生徒さんが2名(年長&小1)いましたが、予行演習通り、弾けていたので、ほっとしました。今回は、小さな、インフォーマルな会でしたが、11月に行われるフォーマルな発表会でも、今回の経験をふまえて準備していけるので、ご本人も親御さんも、少し楽になると思われます。 

 勉強会には、3時からのコンサートに来る予定だった親戚夫妻が早めに来て、自分も孫がいて、ほかのピアノ教室の生徒がどんな風なのか、お孫さんと同じ世代の子たちが、どんなふうに弾くのか、興味があると言って、聴いてくれました。弾き終わった小さい生徒さんにも、お褒めの言葉をかけてくれ、今回の勉強会の趣旨は、フォーマルではなかったのに、好評だったようです。

 木曜日のレッスンでは、ペダル補助台がうまく機能せず、心配していましたが、この日はうまくいきました。せっかくこの日のために、ビデオカメラも用意していたのですが、勉強会もリサイタルも、私一人で進行していくのは大変で、うまく使えずでした。ICレコーダーも、同様です。各々が録っていることでしょう。

 先週水曜日に、発表会も一緒にさせていただいているH先生のレッスン室で、聴衆も交え、私のリサイタルのリハーサルを行いました。昨夜は、そのH先生がイタリアに行った際、お土産に頂いた赤ワインを楽しみました。演奏会の準備・練習のため、最近はほぼ禁酒だったので、美味しさも格別でした。

 発表会の準備も、夏の終わり頃から、頑張りましょう。

2015年4月18日土曜日

明日は勉強会&演奏会

 明日4月19日は、西宮北口駅近くのスタインウェイサロン(松尾楽器内)で、勉強会(13:30開始)と、私の演奏会(15:00または16:30開演)があります。

 いつもどおり、頑張りましょう。

2015年4月11日土曜日

大学新1年生のソルフェージュ・クラス分け試験

 この4月から、大学でピアノを専門的に学ぶM子ちゃん。入学式が終わるやいなや、抜き打ちでソルフェージュの試験が行われたそうです。クラス分けをするための試験で、旋律聴音と四声体聴音が出題されました。本人曰く、『特に旋律の書き取りが、結構できた気がする。』みたいな感想を述べていました。合格が決まってからも、大学から与えられた入学前課題に沿って、ソルフェージュ全般や聴音のあらゆる課題を網羅して、準備してきたM子ちゃん。
 
 クラス分け試験の結果ですが、上級クラスに入ったそうです。

2015年4月1日水曜日

レッスンで動画撮影

 新小学1年生のAちゃんは、所用で4月第1回目のレッスンをお休みします。ずいぶん前に予定はきいていたので、3月末に振り替えレッスンを行いました。まだピアノを始めて、3か月ほど。高い理解力を持っています。勉強会にも参加する予定ですが、次回のレッスンまで、2週間もあって、心配なので、勉強会で披露する曲の一つを、レッスン時に、スマホで動画撮影して、持って帰ってもらいました。お家での練習に、役に立つとよいのですが…。

2015年3月22日日曜日

ソルフェージュ

 4月から大学で、ピアノ・音楽を専門的に学ぶM子ちゃん。大学に合格後、入学前までに学習しておくべき課題をたくさんもらってきています。ソルフェージュでは、単旋律、複旋律、そして四声体の聴音、楽典の復習、カデンツを全調で弾けるように用意してくること、視唱・コンコーネなど、そしてピアノでも、自由曲以外に、課題曲、J.S. バッハやチェルニーなど、あらゆる分野の宿題満載です。
 入試前には、過去問を参考に、入学試験問題にほぼ特化して、課題をクリアできるよう、勉強したので、体験していない課題・問題もありました。現在は、入学後にソルフェージュの授業で行いそうなことを、全体にカバーしているので、学校が始まっても、初めての課題に出会って、面食らうことが少ないことを期待しています。

2015年3月21日土曜日

練習で手が変化

 小学1年生のNちゃん。理解力があり、またよく練習している様子の彼女は、私とレッスンを開始してから、もうすぐ1年です。→感心したこと
最近では、練習によって、手かっこう・指の筋肉が変化してきました。"ピアノをしている人の手"に、だんだんなってきています!

2015年3月13日金曜日

2015年3月7日土曜日

【お知らせ】中尾亜里子 ピアノリサイタル

 2015年4月19日(日)に、“中尾亜里子 ピアノリサイタル”を開催いたします。バロック、古典派から
20世紀の音楽まで、幅広くプログラムを構成しました。ぜひ、聴きにいらしてください。

〔日時〕 2015年4月19日(日) 第1回公演: 15:00 開演(14:50 開場) 
                                           第2回公演: 16:30 開演(16:20 開場)  ※完全入れ替え制 

〔場所〕 スタインウェイサロン 関西 (阪急西宮北口駅南改札口より徒歩1分少々)
              
~プログラム~
J.S.バッハ=ブゾーニ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調 op. 57 ≪熱情≫ 
バーバー:遠足 op. 20
スクリャービン:左手のためのノクターン op. 9 - 2
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」


全席自由 2,000円 
 ◆座席数が35の小さな会場です。チケットのご予約・ご購入はお早めに。

お問い合わせ: プレミア・プロムジカ 
                          (Tel. 090 5058 7592 /Email: 1er.promusica@gmail.com)

2015年3月1日日曜日

勉強会のお知らせ

 2015年4月19日(日)に、スタインウェイ・サロン関西(西宮北口駅から徒歩1分少々)で、勉強会を行います。昨年11月に行った発表会と、次回の発表会までの、ほぼ中間に位置します。“勉強会”と聞くと厳しい感じがしますが、全くそうではなく、勉強会は、発表会とは違って、カジュアルな雰囲気で行う公開演奏の場です。特別な衣装をご用意していただく必要は、一切ありません。ピアノだけ、練習してきて下さい。小さい生徒さんは、普段お稽古中の曲ひとつと、発表会に準じた曲をひとつ、用意する予定です(これ限りではありませんが)。

 勉強会申し込みの締め切りは、3月第1週のレッスンまで、ということになっていますが、生徒さんほぼ全員の参加の意思の確認をしています。開催場所のキャパシティが、演奏者を含め、36席となっていますので、生徒さんと付き添いの方(お母様が多い)以外に、多数のご家族やご親戚・お友達の来場が見込まれる場合には、1時15分からのグループと、2時からのグループ(この時間は一例です)に分割して、行いたく思いますので、よろしくお願いします。

 また同日同場所で、勉強会が終わった後に、私の演奏会(3時から)を行います。

<現生徒さんへ>
  勉強会に来られる予定の方(ギャラリー含む)の正確な人数と、演奏会にも残って下さる方の人数の確認を3月第1週のレッスン時に、確認させてください。  

2015年2月26日木曜日

新しいエアコンを設置

エアコンが故障したため、急遽新しいものを購入し、設置しました。流れてくる風も、クリーンな気がします。気がつきました?

2015年2月21日土曜日

手作りクッキー

 Kさん(中1)から、手作りクッキーをいただきました。お母さんと一緒に今朝作ったそうです。プレーンとチョコレート味。チョコレート味の方は、チョコレートが沢山入っているのか、しっとりしていて、某社のカントリー○○ムよりもずーっとおいしかったです。プレーン味も、焼き加減がちょうど良く、サクッとしており、でも粉っぽくなくて、バター(マーガリン?)も全然くどくなく、どちらも夕食後に美味しくいただきました。

2015年2月17日火曜日

レコードからPCへ

 ブルクミュラーの「25の練習曲 op. 100」のレコード音源をPCに移しました。

 ICレコーダーとPCをコードでつなぎ、実際にレコードをかけて、音源を取り込みます。CDのコピーを作るときは、PCにCDをとりこんで、ドラッグするだけですので、CDの長さと同じ時間が、かかるわけではありません。しかし、今回の作業は、レコードの時間分、そっくりそのまま、かかってしまうのが難点です。また、レコードの音量が大きすぎると、ICレコーダー側で取り込む際、音が割れてしまったり、小さすぎても、十分な音量で取り込まれず、拾った音が貧弱になったり、ICレコーダーの録音レベルとレコードの音量のベストなバランスを探らなければならない等、細かい調整が必要で、手間がかかります。

 なぜこの作業をしているかといえば、デジタル化した方が扱いやすく、生徒さんの為に、お稽古用CDを作成するにも簡単だからです。先生のお手本をレッスンで聴くのは週に1回なので、それ以外にもお家で聴けた方が勉強のはかどり方が違ってくるだろうし、お稽古中の曲1曲だけをYouTube などで検索して聴くのではなく、そのまわり・前後を軽く知っておいた方が良いだろうと思うのです。久しぶりにこのレコードを聴きましたが、品のある演奏でした。
生徒さんにお渡ししたCD



2015年2月16日月曜日

電話が復旧

 1週間ほど不調だった電話が、完全に復旧しました。
電話をかけたのに、つながらなかった方、申し訳ありません。
docomoで、中のカードを新しいものに変えてきました。ひとまず、問題解決です。


2015年2月12日木曜日

【発表会を鑑賞に来られた方の声】きれいなフォーム

 先日お会いした方は、当ピアノ教室が昨年11月に行った発表会を聴きに来られたそうです。全体的に、生徒さん皆、きれいな手で弾いていたという印象だったようです。第3関節の高い、まるい手で、指先、特に第1関節が反り返ることなく、弾けていたのでしょう。
(大人・上級者の場合は、これ限りではありませんが、子どもさんには、特に重要なことです。お稽古の段階により、指導は一様ではありません。)

 2014年に行った発表会のビデオの編集作業をしていて、いくつかの課題を感じます。そのうちの一つは、手首の位置が理想のフォームより、低い生徒さんがいるということです(発表会では、演奏者の出入りが多く、各生徒さんの椅子の高さ調整を、すべて完璧にできるわけではない、という事情もありますが…)。まだまだ音楽そのものを楽しみたい、楽しませたい段階の、小さい生徒さんが多いため、あまり細かなことにはこだわり過ぎない、そして大人の目から見て完璧さを求めないように指導しています。でも、指・姿勢・重みのことなどは、レッスンでも言及していて、頭の隅に、少しでも残っていたら良いという感じで、レッスンを進めています。

 これからの課題は、少しずつ、重みの流れを、途中で(例えば、手首、第1関節)で滞らせることなく、指先まで、つなげていくことです。そしてよく言われていることですが、脱力も。

 このように書くと、音楽よりも、恰好ばかりを気にしているようにも見えますが、合理的なフォームを身につけることは、素敵な音楽と、きれいな音につながります。あくまで、音楽ありきです。でも、同じ時間を練習に費やすのなら、ピアノを弾く為に肉体上必要とされるもの(指の強さ・筋肉、闊達な動きetc)も同時に少しずつ、育成した方が、無駄がないと思いませんか?(もちろん、身体的な成長を考慮しながら)

 後で、ガラッと変えるのは大変です。そして、後で違ったやり方を受け入れるのも、勇気がいります。勉強がかなり進んだ段階で、簡単な曲、音数の少ない曲で、これらのことを、意識改革して習得することは、せっかく今まで続けてきた勉強が、逆戻りしたようで、正直、凹みます。

 毎日意識して練習すれば、徐々に身につくでしょう。根気がいる作業でもありますが、そのうち、当たり前になってきます。

 それにより、耳も育てられていきます。

2015年2月9日月曜日

【動画紹介】ロシアのピアノレッスン(導入~初級)

 【動画の紹介】
 ロシアのピアノレッスン。レッスン自体はもっと長いのでしょうが、この動画は30分ほど。今回ご紹介する動画は、導入~初級レベルの生徒さんがモデルの、レッスン風景です。

 音楽・ピアノのレッスンを開始して、間もないのか、ピアノを弾く場面(最後の5分程度)では、まだ一本指で、しっかり旋律をリズム良く、弾かせているだけですね。この先生は、しっかりしたシステムに則って、子どもの指導に当たっています。音高をしっかり体得させるところ(1:40頃)、譜読みをしっかりさせる(歌わずに、音名でひたすら読む)、リズムを感じさせる、歌わずに、歌詞とリズムを対応させる等、まだ“5本の指を自由に使って”という段階ではないうちから、ソルフェージュの面から、音楽を体感させています。この段階でも、一本指(3の指)でも、第1関節はしっかりしているように見られます。

 レッスンはテンポ良く進んでいき、ピアノを弾き始めるシーンの前から、レッスンに吸い込まれていく感じです。生徒さんもロシアで専門教育を受けているだけに、シャキッとしていて、気持ち良いですね。


 








2015年2月6日金曜日

驚愕! レッスンダイアリーの効果

 先日作成した新しいレッスンダイアリー(練習回数記録シート)。

 Sちゃん(年中)が、自ら記入して持ってきました。一見して、回数を重ねて、練習してきたことがわかりました。

 そして、その成果は、2重丸です!

 たくさん課題を与えていないものの、教本からの課題はすべて、文句なく、終了して、次の番号へ、進むこととなりました。レッスンダイアリーの表に、練習した分だけ、丸が増えていくのが、やる気を高めたようです。また、練習した足跡がはっきり目に見えることが、良かったようでした。

生まれ変わったかのように、よく弾けていて、嬉しいです。

2015年2月2日月曜日

新しい照明を設置

 待合スペースの照明が新しくなりました。横長の場所にフィットした、実用的なもので、全体を明るく照らします。自ら設置することを試みるも失敗、家電店に急遽頼んで、ひと騒動あった後、無事設置完了です。→ ナカオアリス・ピアノスタジオ公式HP

2015年2月1日日曜日

感心したこと

 先日のレッスンでの出来事。

 Nちゃんは、小学1年生。幼稚園時代にピアノを始め、私とお稽古を開始して、まだ1年未満。子どものハノン、バイエル、ブルクミュラーのほか、トンプソンもやっています。お稽古してきた曲は、その日、丸だったので、次のページの曲をチェックしようとすると、『これやってきた。おもしろそうだから、みてみた。』と言い、予習してきたよう。嬉しいことです。

 その日、その時刻は、次の生徒さんがまさにやって来る時間だったので、残念ながら、聴く時間をとることができないことを謝り、次週聴かせてもらうことになりました。

 でも、後で知ることになるのですが、次に来る生徒さんは、実際には遅刻してきたのです。それならば、聴いてあげればよかったなと、後悔しています。

2015年1月30日金曜日

レッスンカレンダー(練習記録シート)

 生徒さんによっては、レッスンカレンダーをお渡しして、毎日の練習時間を記録していただいています。従来のものは、名前の通り、まさにカレンダー形式で、ひとコマに、○時○分~○時○分、または、“10分”、“25分”など、たいてい親御さんが記入してくださっています。年長さんになると、本人が書いていることも。

 その他、練習を記録するツールとして、ぬり絵形式の、100マスシートのようなものをお渡しすることもありました。

 以上のものを経て、この度、新しいものを作成しました。上記の、時間を記入するものだと、生徒さんによっては、親御さんが記入しなくてはならず、幼稚園児さんに『○○ちゃんは練習したのに、ママは書いてくれなかった』と言われてしまったり、ぬり絵形式だと、指導者が、その週どれくらい練習したのかが、ひと目では、わかりにくいことなどが、新形式の練習記録シートを作成することになった所以です。

 新ヴァージョンは、時間を記入するというよりは、回数で練習をこなしてもらう形式にしました。Excelで作成した表形式で、小さなお子さんでも、行った回数にマルを書けばよいようになっています。

 この新しいレッスンカレンダー(レッスンダイアリー)に固定することなく、これまでのレッスンカレンダーも、生徒さんに応じて、使っていきます。すでに練習の習慣がついている生徒さんや、レッスンを滞りなくこなせる生徒さん、そして大きな生徒さんには、必要性を感じないので、リクエストがある場合を除き、お渡ししていません。

2015年1月29日木曜日

ソルフェージュのテキスト(絶版本)を借りる

 昨日、ソルフェージュのテキストをお借りしました。原書はフランス語の訳書ですが、すでに絶版になっているらしく、残念です。現在出版されている子ども用ソルフェージュの本ほどのポップな感じはありませんし、字は小さめです。しかし、シンプルかつコンパクトな中身で、良書だと思いました。早速今日、一部分をレッスンで使ってみました。本当は、ピアノレッスンも、それぞれの段階に応じて、ソルフェージュと併行して、バランス良く行うのが理想的なのですが…。

1月28日のレッスン【模唱etc】

 今日は、幼児のレッスンに、模唱を取り入れました。指導者が歌う短い旋律を、後から生徒が音名・音程とも、模倣していくというものです。

 年中 Sちゃんは、前回、前々回と、行った絶対音感のトレーニングが定着しており、来週好調だったら、和音を一つ、増やす予定。譜読みやリズム打ちなど、個々の要素を理解しているが、それがまだ、一番望んでいるであろう『ピアノを弾く』ことに、うまくリンクしていない様子。習い事をたくさんしており、机上での作業は大変得意。心・頭・体の連携が上手くいくよう、物理的に、練習と時間が必要かと…。とはいえ、まだ年中。まだたっぷり時間はある。

 小学3年生Mちゃんは、インヴェンションをしっかり勉強中。もう2週間くらい必要かも。ベートーヴェンのソナチネト長調第1楽章を手がけているが、4月の勉強会のために、『エリーゼのために』のお稽古を始めてもらうよう、指示。とてもよく出来るMちゃんには、タイミングが合わなくて、まだこの超有名な曲を与えていませんでした。やはりピアノをやっているなら、一度は弾いておいた方が良いし、ついでに公開の場でも弾いておけば、心にも身体にも、定着するので、良いであろうという判断です。

2015年1月26日月曜日

動画作成中etc

 生徒さんの演奏を紹介する新しい動画を作成中です。2014年にカリヨンホール(猪名川町)で行ったピアノ発表会のダイジェスト版です。お楽しみに。

 また、次の発表会までに1年空くことになるので、4月半ばに、勉強会(タイトル未定)を行う予定です。去年も行いました。今回は、小さめの場所で、インフォーマルな形で行います。ピアノは、スタインウェイです。当ピアノ教室は、小さい生徒さんが多いので、発表会以外にも、目先の目標が必要です。公開の場で弾くことは刺激となり、人前で弾くことに慣れる良い機会です。公開演奏する度に、グッと上手になります。レッスン・練習をするにも、緊張感が生まれるのでしょうか。生徒さんには、近々正式にご案内いたします。

2015年1月25日日曜日

千里のヤマハへ

 レッスンの前に、千里のヤマハへ行きました。生徒さんのために用意する新しいテキストとワークブックの選定です。すでに私が知っているテキストが適当なのか、ほかにチョイスはないのかを、たくさんの実物を比較するために、訪れました。

 先週日生スタジオで初めてお会いした年中 Sちゃんは、3才のお誕生日月からピアノを始められたそう。譜読みはまだ、色の助けが必要ですが、理解できる音価のバリエーションが多く、多くの幼稚園児が望む“音遊び”的な要素は、もう必要ないのではないかと思いました。一つひとつの要素が、蓄積されているのを感じました。真剣に物事に取り組めるお子さんなのだと思います。表面的な“楽しさ”を知る段階から、困難なことに取り組み、それができたことに“楽しさ”を感じられる段階に、少しずつ、精神的に成長している過程なのでしょう。練習を生活の一部にすることもできておられる様子で、親御さんの関心の高さや定期的なサポート態勢を感じました。『よくできるね~~。』というフレーズを、何度言ったか、わかりません。

2015年1月22日木曜日

【備忘録】年少 Sちゃん

 幼稚園の放課後に、施設をお借りして行う年少 Sちゃんの3回目のレッスンです(川西教室にて)。

 1~2回目は、体験レッスン的なものに加えて、ドの位置を確認したり、実際にドを弾いて、4拍数えたり、伸ばしたり。

 今日のレッスンでは下記のことを行いました。
① 楽曲に合わせ、2拍子を感じます。手拍子のみと、足と手拍子の2パターン行いました。
② ピアノを弾くことを見据え、手を柔軟に、器用に動かしていくための準備運動です。
用意した曲に合わせ、手を閉じたり、広げたりします。テンポは中庸、2拍子です。もともとは、バレエ用の曲で、子どものグレード試験で使われていた曲です。

 ピアノに移ります。
③ 鍵盤すべてのドの位置を確認して、赤のシールを貼ってもらいます。
④ 次にレの位置を覚え、黄色のシールを貼ります。
音楽ノートで、このニ音は、勉強しています。 

⑤ 先週から始めた『ぴあのどりーむ』の最初の2つをやってみます。3つ目も、まだ出てくるのは、ドばかりですが、ここから、両手が交替する曲が現れます。少しだけ予習です。
⑥ ピアノの教材で出てくる前に、少しずつ、音楽ノートで、ミまで学ぶべく、音符の色ぬりの宿題を出しました。

 レッスンカレンダーと、レッスン・練習に関する文書を、一緒に持って帰ってもらいました。

 計画していたすべての課題を終えられませんでした。

 少しずつ、“できる”ことを増やそうと思っています。“できる”→“楽しい” に、感じてもらえたら、良いですね。

 川西教室の、幼稚園の施設をお借りして行う幼稚園児対象のレッスンで難しいことは、幼稚園終了後に行うため、生徒さんの気持ちの切り替えができないことです。出張レッスンに似た感じでしょうか。学習やしつけに力を入れている幼稚園とは違って、この幼稚園は特に、遊び中心の教育なので、特に難しい。気持ちが、シャキッとしないのです。延長保育を途中で抜けて、レッスンを始める場合も、直前まで遊んでいたり、駆け回ったりしたすぐ後に、レッスンを始めることになるので、レッスンに向かう心の準備ができていません。でも、昨年“年長”だった生徒さんの様子では、年長になると、特に女の子は、精神的に落ち着いていました。

 日生スタジオで行うレッスンでは、生徒さんはお家を出発する時点から、もしくはお家での準備段階で、本人は意識せずとも、レッスン・モードになっているようですね。


【備忘録】年中 Sちゃん

①  ピアノを弾く前に、気持ちを静めて、姿勢を正すことから、始めました(30秒)。
②  私が和音を弾いて、音が消えたら、手を挙げてもらいます。音を最後まで聴く練習です。
③  先週の続きです。和音(c-e-g)を聴いて覚えます。この和音が聴こえたら、机上の赤のカードを挙げてもらい、『赤』と言います。数回行ないます。
④  和音(c-f-a)を同じく覚えます。これは、『黄色』のカードです。
⑤  上記の二つの和音をランダムに弾いて、どちらかカードを挙げてもらいます。

先週よりは、良くできていました。

⑥  音符カードの並び替えをしてもらいます。中央ドから高いドまでと、ヘ音記号のドから中央ドまで、低い方から高い方への並び替えです。へ音記号はまだ時間がかかっていました。

ここから、ピアノです。バスティンに入る前に、トンプソンの『はじめてのピアノ教本第1巻』をあらかた終えています。また、バイエルも併用しており、多くの先生がされるように、途中の大きな3番から、つまり両手から始めることもありますが、最初の片手ずつから、読譜の練習も兼ね、丁寧に進ませています。

⑦  バスティンの教材から。宿題を聞かせてもらいます。一から分解して教えないとダメなことに気づき、得意なリズム打ちから始めました。次にそのリズムに音名をのせていき、歌ってみます。

年齢も考慮し、多少音程が外れていることは割り引いて考えても、まずは、リズム・音名を正しく歌えないと弾けません。

幼い故に、まだ指がしっかりしていない未就学児やもっと小さいお子さんを教えている多くのピアノ教室で、ピアノを弾くことに並行して、ソルフェージュの力をとても大切にされているというのも、このあたりに起因すると思います。

時間が残り少なくなったので、他の宿題(バイエル上巻9番あたり)のうち、本人がやりたい方をすることになりました。

⑧ ギロックの曲です。一緒に譜読み・リズム・音価の勉強はすでに終えています。しかし、前回の注意と書き込みにもかかわらず、指順が正確でなく、また、しっかり、かぞえられていないことが判明。ニ分音符は、しっかり『1,2』と数えてもらって、今日は終了です。

最後に、レッスンカレンダーと、ピアノのレッスン・練習に関する配布物を渡しました。

同じピアノ教室で学ぶ幼稚園の先輩Rちゃん(小1)が、憧れの存在だそうです。

音符カード


2015年1月21日水曜日

No Lessons

今日は個人レッスンはないが、明日のレッスンのための準備が、忙しい。 
配布資料をつくったり、文房具を買いに行ってから、グッズを工作したり…
また、幼稚園児のレッスンのために、リサーチしたり、プランニングしたり…
I need to entertain toddlers in piano lessons!

2015年1月18日日曜日

【備忘録】華麗なる大円舞曲(ショパン)・レッスン第1回目

『華麗なる大円舞曲』楽譜冒頭
中学1年生Kさんの『華麗なる大円舞曲 変ホ長調 op. 18』(ショパン)、第1回目のレッスン。Kさんとは、ほぼ1年半のおつきあい。最初の2か月は、臨時で受け持っていましたが、その後、正式にレッスンすることになりました。4月から中学生になり、週3回の塾に、部活(運動系)も加わって、忙しいらしいです。
 
 まず、冒頭4小節のテンポ・音価が、気になりました。2小節分、足(太腿)を左手で叩いて、テンポをとってもらってから、弾き始めてもらいます。2小節分、つまり6カウントを叩いてもらうと、どこが1拍目なのか、わからない。そこで、どこが大切な拍なのか、考えてもらって、再度示してもらいます。1拍目が大切なことを確認してから、次へ。主に、譜読みのお手伝い。経過的に現れる不協和な音程が出てくると、不快感を感じるようです。ゆっくり練習する段階なので、一つひとつのパーツが、フォーカスされ、不協和が、なお際立って聞こえているのでしょう。それは、インヴェンション(J. S. バッハ)でも、まったく同じ。常に、協和音程で曲が成り立っていないこと、その響きに、もうそろそろ慣れてほしいものです。


 今日は、20小節目まで。まだ今日は、1月第2回目のレッスン。2月末、遅くとも3月の第1週目くらいまでには、あらかた弾けるようになることを望んでいること(=大雑把に完成させる締切日(ターゲット)を定める)を告げて、レッスンを終えました。(なぜ『華麗なる大円舞曲』を練習することになったかは、こちらに記載。)



 

 

2015年1月17日土曜日

新しい暖房設備

 寒い日が続いています。

 日生スタジオ(猪名川町)の待合スペースに、新しい暖房を設置しました。以前よりもパワフルに、でも、やわらかい熱で、部屋・人を温めます。また、その熱が、もっと遠くまで届くようになりました。コードも、2.4mと従来より長く、足回りがすっきりしました。
 ご自由にお使いください。

2015年1月15日木曜日

雨の日のレッスン

  今日の天気は、雨ときどき曇り。Aちゃんは、もうすぐ小学1年生の年長さん。ほとんどの生徒さんが、親御さんの送迎で、車でレッスンに来る中、つい先日から、徒歩で、レッスンに通い始めました。雨の日は、朝から切に願います、レッスンの時間の前後は、雨が止んでいることを。

2015年1月11日日曜日

絶対音感

 絶対音感とは、基準音なしに、即座に音の高さを、音名で言い当てられる能力のこと。反対に、基準音の助けを借りて、音名や音の高低さを答えられる感覚は、相対音感。かなり前に、『絶対音感』(最相葉月著)という本が、ベストセラーにもなりました。

 絶対音感があると、街中で流れている音楽や、ゲームの音楽、携帯電話の着信音、TVで流れる緊急速報を告げる警報音や、駅・ホームで流れる短いメロディーなどを、音名で歌うことができたり、楽譜に書きおこしたり、ピアノ等で再現できたりもします。

 私も絶対音感を持っていますが、絶対音感があるからといって、必ずしも優れた音楽家になるとは限りません。しかし、6歳半までにトレーニングを開始すると、身につきやすく、習得に最適な時期が存在することも事実です。

2015年1月10日土曜日

【リズム・拍感の勉強】指揮棒を使って

 
指揮棒
中学1年生Kさんのレッスンで、指揮棒を実際に振ってみて、『4拍子を身体で感じる』ということを経験してもらいました。ダウンビート、アップビート、重みがある拍について、説明しました。学校の音楽会で合唱の伴奏をすることはあるそうですが、指揮棒を使って、指揮をしたのは初めてだそうです。

 目下、憧れの曲は、ショパンの『華麗なる大円舞曲』op. 18。発表会で、同級生が弾いていたことと、お母さんの影響もあり、次の課題は、この曲に決まりました。

2015年1月9日金曜日

絶対音感、身についていました!

 今年初のレッスンだった小学1年生のKちゃん。年中からピアノのおけいこをを開始し、年長の秋から私のレッスンを受けています。他のピアノ教室を検索していると、『“絶対音感”が身につきます』と、謳われているのをよく目にするので、聴音(音当てクイズ)をしてみました。
(絶対音感の説明は、こちら。)
 
 ピアノはまだ、バイエル下巻47番あたり、トンプソン1巻の真ん中、そして安川先生の緑のテクニック本他。ピアノの進度は、あせらず、ゆっくりタイプ、音楽的な語彙はまだ少ないです。

 しかし、絶対音感、身についていました!

 意識的にトレーニングしたわけでもなく、また特訓したわけでもありませんが、自然に身についたようです。単音、臨時記号のついた音、和音(2つまで)までを、正しく答えられていました。彼女は、家で練習する時でも、旋律を、自然に声に出して、歌っているようです。また、数週間前に、『左手のパートをピアノで弾きながら、右手のパートを声に出して歌う』ということをしましたが、その場で、難なく、できていました。驚きました。 

 

2015年1月7日水曜日

ピアノ教室ご紹介動画

 今日から、2015年のピアノレッスンが始まりました。先月にひき続き、今月から、ピアノを始められる生徒さんもいて、今後の成長が楽しみです。また、各生徒さんのカリキュラム、グレード検定、コンクール、コンサート、発表会等、考えることがいっぱいです。

 この度、ナカオアリス・ピアノスタジオを紹介するビデオが完成しました。