2015年1月22日木曜日

【備忘録】年少 Sちゃん

 幼稚園の放課後に、施設をお借りして行う年少 Sちゃんの3回目のレッスンです(川西教室にて)。

 1~2回目は、体験レッスン的なものに加えて、ドの位置を確認したり、実際にドを弾いて、4拍数えたり、伸ばしたり。

 今日のレッスンでは下記のことを行いました。
① 楽曲に合わせ、2拍子を感じます。手拍子のみと、足と手拍子の2パターン行いました。
② ピアノを弾くことを見据え、手を柔軟に、器用に動かしていくための準備運動です。
用意した曲に合わせ、手を閉じたり、広げたりします。テンポは中庸、2拍子です。もともとは、バレエ用の曲で、子どものグレード試験で使われていた曲です。

 ピアノに移ります。
③ 鍵盤すべてのドの位置を確認して、赤のシールを貼ってもらいます。
④ 次にレの位置を覚え、黄色のシールを貼ります。
音楽ノートで、このニ音は、勉強しています。 

⑤ 先週から始めた『ぴあのどりーむ』の最初の2つをやってみます。3つ目も、まだ出てくるのは、ドばかりですが、ここから、両手が交替する曲が現れます。少しだけ予習です。
⑥ ピアノの教材で出てくる前に、少しずつ、音楽ノートで、ミまで学ぶべく、音符の色ぬりの宿題を出しました。

 レッスンカレンダーと、レッスン・練習に関する文書を、一緒に持って帰ってもらいました。

 計画していたすべての課題を終えられませんでした。

 少しずつ、“できる”ことを増やそうと思っています。“できる”→“楽しい” に、感じてもらえたら、良いですね。

 川西教室の、幼稚園の施設をお借りして行う幼稚園児対象のレッスンで難しいことは、幼稚園終了後に行うため、生徒さんの気持ちの切り替えができないことです。出張レッスンに似た感じでしょうか。学習やしつけに力を入れている幼稚園とは違って、この幼稚園は特に、遊び中心の教育なので、特に難しい。気持ちが、シャキッとしないのです。延長保育を途中で抜けて、レッスンを始める場合も、直前まで遊んでいたり、駆け回ったりしたすぐ後に、レッスンを始めることになるので、レッスンに向かう心の準備ができていません。でも、昨年“年長”だった生徒さんの様子では、年長になると、特に女の子は、精神的に落ち着いていました。

 日生スタジオで行うレッスンでは、生徒さんはお家を出発する時点から、もしくはお家での準備段階で、本人は意識せずとも、レッスン・モードになっているようですね。


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