2015年1月18日日曜日

【備忘録】華麗なる大円舞曲(ショパン)・レッスン第1回目

『華麗なる大円舞曲』楽譜冒頭
中学1年生Kさんの『華麗なる大円舞曲 変ホ長調 op. 18』(ショパン)、第1回目のレッスン。Kさんとは、ほぼ1年半のおつきあい。最初の2か月は、臨時で受け持っていましたが、その後、正式にレッスンすることになりました。4月から中学生になり、週3回の塾に、部活(運動系)も加わって、忙しいらしいです。
 
 まず、冒頭4小節のテンポ・音価が、気になりました。2小節分、足(太腿)を左手で叩いて、テンポをとってもらってから、弾き始めてもらいます。2小節分、つまり6カウントを叩いてもらうと、どこが1拍目なのか、わからない。そこで、どこが大切な拍なのか、考えてもらって、再度示してもらいます。1拍目が大切なことを確認してから、次へ。主に、譜読みのお手伝い。経過的に現れる不協和な音程が出てくると、不快感を感じるようです。ゆっくり練習する段階なので、一つひとつのパーツが、フォーカスされ、不協和が、なお際立って聞こえているのでしょう。それは、インヴェンション(J. S. バッハ)でも、まったく同じ。常に、協和音程で曲が成り立っていないこと、その響きに、もうそろそろ慣れてほしいものです。


 今日は、20小節目まで。まだ今日は、1月第2回目のレッスン。2月末、遅くとも3月の第1週目くらいまでには、あらかた弾けるようになることを望んでいること(=大雑把に完成させる締切日(ターゲット)を定める)を告げて、レッスンを終えました。(なぜ『華麗なる大円舞曲』を練習することになったかは、こちらに記載。)



 

 

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