『華麗なる大円舞曲』楽譜冒頭 |
まず、冒頭4小節のテンポ・音価が、気になりました。2小節分、足(太腿)を左手で叩いて、テンポをとってもらってから、弾き始めてもらいます。2小節分、つまり6カウントを叩いてもらうと、どこが1拍目なのか、わからない。そこで、どこが大切な拍なのか、考えてもらって、再度示してもらいます。1拍目が大切なことを確認してから、次へ。主に、譜読みのお手伝い。経過的に現れる不協和な音程が出てくると、不快感を感じるようです。ゆっくり練習する段階なので、一つひとつのパーツが、フォーカスされ、不協和が、なお際立って聞こえているのでしょう。それは、インヴェンション(J. S. バッハ)でも、まったく同じ。常に、協和音程で曲が成り立っていないこと、その響きに、もうそろそろ慣れてほしいものです。
今日は、20小節目まで。まだ今日は、1月第2回目のレッスン。2月末、遅くとも3月の第1週目くらいまでには、あらかた弾けるようになることを望んでいること(=大雑把に完成させる締切日(ターゲット)を定める)を告げて、レッスンを終えました。(なぜ『華麗なる大円舞曲』を練習することになったかは、こちらに記載。)
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