2016年1月29日金曜日

お楽しみの曲

 小学2年生のKちゃん。昨年11月の発表会以後、通常のレッスン・プログラム(指のおけいこ、プレ・インヴェンション、ブルグミュラー、トンプソンetc)に加えて、本人にとっての“お楽しみの曲”をレッスンしています。

 当教室は、基本的に、ポップスやアニメの曲など、クラシック以外の曲を、レッスン・発表会では取り扱わない“堅めの教室”です。

 しかし、お疲れ気味のKちゃんが、ピアノそのものを楽しめるようにと思い、レッスンすることになりました。発表会の練習を、それはそれは頑張りましたから…。 持参した曲集は、「アナと雪の女王」。「雪だるま作ろう」(Do you want to build a snowman?)を練習・レッスンし、現在は「Let it go」をレッスンで取り上げています。こういった楽曲は、耳障りが良く、耳で覚えたつもり、弾けたつもりになってしまっていますが、楽譜を読んで正確に弾こうとすると、多くのシンコペーションや、タイの連続があったりして、楽譜通りのリズムを表現することは、案外難しいようです。

 学習進度としては、ブルグミュラーも2曲目、プレ・インヴェンションも3曲目、トンプソン2巻の始めの方etcで、進んでいる方ではありません。(同じ小学2年生でも、ブルグミュラーの『25の練習曲』は、重要なもの2~3曲を残すのみ、そしてソナチネを学んでいる最中の生徒さんもいます。進捗状況は、各生徒さんによって大幅に異なります。)これまでKちゃんが、素直にレッスンを重ねてきたためか、自主的に“お楽しみの曲”を少しずつ、譜読みする力がつき、リズムなどに対する疑問点を投げかけるまでに成長したことは喜ばしいことです。


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2016年1月19日火曜日

【報告】ピアノ・コンサート

 先週末は、院内コンサートで演奏させていただきました。

<プログラム>
G線上のアリア(J. S. バッハ=シロティ)
主よ、人の望みの喜びよ(J. S. バッハ=ヘス)
              
左手のためのノクターン op. 9 - 2(スクリャビン)

ヘドウィグのテーマ ~ハリー・ポッターと賢者の石(J. ウィリアムズ、J. ラドニック編曲)
My Favorite Things マイ・フェイヴァリット・シングス ~サウンド・オブ・ミュージック(R. ロジャース、 S. ハフ編曲)
Someone to Watch over Me ~誰かが私を見つめてる(G. ガーシュイン K. ジャレット編曲)
      
ラ・カンパネラ(リスト)



 病院内ということもあり、音楽に精通している方ばかりがオーディエンスではないことから、クラシック以外の曲もプログラムに入れました。タイトルから想像すると、軽いショー・ピースです。しかし、「ハリー・ポッター」も「My Favorite Things」も超絶技巧版を選択しましたので、日本ではほとんど聴いたことがない編曲を披露しました。

 お客様の中には、プログラムはすべてクラシックの曲が良いという方もいらっしゃいました。以前、某ロビーで演奏した時は、クラシックばかりの選曲のイベントの時は、あまり人気がないという話も聞いていたので、興味深い感想を頂けて、勉強になりました。

 思ったよりも大勢の方が、このイベントに関わられています。オーガナイズしていただいた方、当日ステージを設営していただいた方、司会をしていただいた先生、イベントに関わられたすべての方に感謝申し上げます。



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2016年1月14日木曜日

ソルフェージュ音大入試準備・過去の例

 現在音大1年生のM子さん。別の先生のところで、幼いころよりピアノのレッスンを続けてこられましたが、高校2年生の9月末頃から、「月光ソナタ」(ベートーヴェン)を皮切りに、私のピアノのレッスンの受講を開始されました。そして、音大入試の準備のため、ソルフェージュを高校2年生の12月から勉強し始めました。予定の入試日まで、ほぼ1年。かなりぎりぎりでの準備開始です。ソルフェージュのレッスンは、週に1回のペースで行いました。

 聴音、視唱、楽典を勉強しなくてはいけませんが、優先順位は、聴音、それから視唱です。 
聴音は、ほぼ初めての状態で、ト音記号すら、小学校や中学校の音楽の授業以外は、ほとんど書いたこともなかったようです。志望していた学校の試験は、旋律聴音のみだったので、和音の聴音は経験程度で、旋律聴音を最重要課題として、聴音特有の音のとり方・書き方を身につけ、音符・リズム・調性のバラエティを少しずつ増やし、レベルアップをはかりながら、学んでいきました。

 視唱は、教科書を使って、試験で出題されそうな旋律に親しむことから始めました。コールユーブンゲンも、少し行いました。

 突貫工事のようなレッスンでしたが、現在でも勉強したことは役立っているようです。視唱で使用した教科書は、学んでいる音大の授業でも偶然採用されているため、先取り学習ができ、余裕をもって授業に臨んでいると語っていました。

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2016年1月8日金曜日

感謝

 昨年の発表会後、生徒さん(親御さん)に、ピアノレッスン全般と発表会に関するアンケートをご記入いただくよう、お願いしました。

 大勢の方がご返答くださり、感謝申し上げます。貴重な資料になりました。中には、年長さんが覚えたての字で書いてくれたものもありました。私にとっては、“アンケート”という名のいわば、通知簿でもあり、大きな励みとなる感想もあれば、気づかされる、考えさせられるご意見もありました。ありがとうございました。


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2016年1月6日水曜日

新しい年の始まり

明けましておめでとうございます。

本年も、素敵な音楽を奏で、また音楽の幅を広げていけるよう、頑張りましょう。

2016年のレッスンは、1月6日から始まります。

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