2016年3月23日水曜日

【レッスンへの効果的な臨み方③】練習の習慣化・Sちゃん(年長・6才)

Sちゃん(年長)

 2月某日。前回のレッスンからと1週間と経たないが、急遽レッスンすることに。「あまり練習できていませんが…」と、レッスン前日の電話口で、お母さんは恐縮されていたが、その電話の後ろでは、Sちゃんが一生懸命練習しているのが、聞こえていた。ピアノ以外にも、たくさんの習い事をしているが、今日のレッスンでも、練習の形跡が感じられる出来。バーナム・バイエルも大抵、一度で合格。レッスン中でも、口ずさみながら、小さい手で弾いている。一人でレッスンを受ける時でも、注意事項をしっかり覚えて、次週修正してくる。ご家族の協力も大きいと感じる。

 トンプソンを、あと数曲使って、新しい項目を学んだら、ブルクミュラーに入る予定。

 こちらのご家庭は、毎日の練習の習慣付けに成功されているようだ。まだ幼稚園に通っているが、やはり、はじめが肝心。ピアノを始めた当初から、毎週の課題に、真摯に取り組み、次のレッスンに臨むというサイクルを続けておられると感じる。ピアノを始めた頃なんて、宿題といっても、5~10分位でできる。その時期の課題内容は、練習していかなくたって、その場でできてしまうぐらいの簡単なもの。しかし、その時期から、練習の習慣付けをするかどうかで、その先のピアノとの関わりが決まってしまうのかも。

 知り合いのピアノの先生は、こう言う。
「どんな簡単そうな曲でも、一日一回はピアノのところにいって、楽譜を開いて、弾いて下さい。」
「今、(練習・習慣化)しないと、数年後突然するようになるってことは、まずありませんよ。」

 
 確かにそうかも。今練習が好きでなくても、数年後突然練習するように変わってほしいとは、希望に過ぎないのか?

4月から、新1年生。素敵な曲をいろいろ弾いてほしい。これからが楽しみ。


→川西市・猪名川町のピアノ教室 ナカオアリス・ピアノスタジオ
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