ベートーヴェンの「ピアノソナタ ト長調 op. 49-2」を学び始めました。ソナチネ・アルバムに入っている曲ですが、先日のMちゃんと同じく、やはり余分なものが入っておらず、校訂がしっかりした楽譜で勉強してもらおうと思っています。
下記の写真の左側、ゴールドの楽譜が、ベートーヴェンのソナタです。バリー・クーパーが校訂したもので、ABRSMから2007年に発売された比較的新しいものです。これまでのベートーヴェンのソナタ集と大きく異なる点は、Op.2 のソナタの前に作曲された少年期の作品<選帝侯ソナタ>(WoO. 47)の3曲も含めて、“35のピアノソナタ”としていることです。
また、曲の配列も、ヘンレ版で見慣れていたものと異なり、作曲順となっているため、ヘンレ版では、19&20番目に配置されていた op.49 のソナタが、Op.2 の後に、置かれています。注釈や演奏上のアドバイスも非常に興味深く、価値ある出版物となっています。
ただ、楽譜の視覚的な点で、ヘンレ版の方が、全体的に印字が濃く、音符も大きく、線も太いような気がして、見やすいことは確かです。
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