2015年のピアノ発表会が終わりました。
私が教えている生徒の皆様、上手に演奏していました。日頃の成果を十二分に発揮できたようです。演奏を終えた後は、今日の演奏のみならず、今まで重ねてきた練習を思い出し、達成感を感じていたようでした。充実した満面の笑顔の生徒さんたち。発表会を終え、大きく成長できたことと思います。
この日、演奏した多くのリトル・ピアニストの中には、本番の大舞台で、リハーサルやレッスンの時よりも上手に弾き、今までにない出来だった生徒さんもいて、驚きました。猛特訓のの成果を存分に発揮できた生徒さんもいました。ステージでは、先生は付き添っていません。誰の助けも借りることのできない孤独な舞台で、まだ生まれて数年の子どもさんが、弾ききるというのは、大変なことかと思います。普段と違う照明の中で弾くだけでも、緊張もします。ピアノを習うお子様を持つ親御さんだって、大勢の聴衆の前で演奏やスピーチするなど、しばらく体験したことのないことを、子どもさんは何とか、こなしているわけです。失敗やプレッシャー・ストレスがかかる経験をした大人ほど、怖いと思います。以前の体験を思い出してしまうこともあったりして。何も知らない子供だからこそ、上手にmanageできたのだとも思います。おそるべし、子どもたち。
ただ、発表会の運営は、トラブル続きでした。私にとって、今回の発表会ほどの不幸なことが多発したことは、過去にありません。ひとつトラブルが発生すると、ずっと後を引き、次の事柄にも影響してくるといった状態です。そして、私がトラブルシューティングで奔走していても、関係者は連絡を見ていない、確認していないまま、進めてしまう、キューを出していないのに、始めてしまう等、憤り満載です。反省点も多し。
ハプニングが起きても、上手に対処した生徒さんの危機対応能力には、脱帽です。また、演奏の面でも、前半にミスがあった箇所を、後半、尾を引かず、うまくまとめる等、その切り替えの早さは、ピアノのみならず、日常生活においても、強みを感じます。救いを感じました。
次回からの発表会は、私が総監督をつとめ、今後一切ハプニングが起きないよう、またハプニングに対処できるよう、新たに優秀なスタッフと、その人数を確保し、開催しようと思っています。ご心配なく。
→川西市・猪名川町のピアノ教室 ナカオアリス・ピアノスタジオ
お問い合わせは、Tel. 090 5058 7592
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分単位で綿密に割り振られたリハーサル室の使用時間割とゲスト用プログラム |