2014年11月30日日曜日

2014年の発表会終了・総括

 2014年のピアノ発表会(於カリヨンホール・猪名川町)、終わりました。
生徒さんに頂いた花束(自宅・床の間にて)

 9時半に荷物の搬入を始めました。ホール側とビル保安室の間で、連絡がいきわたっておらず、トラブルから始まりました。
  
 10時からのリハーサルに続き、本番が13時から始まりました。私は、リハーサル時に、小さい生徒さんのための補助ペダルと椅子のセッティングに奔走し、実際、腰がずれたようで、辛い一日となりました(本番は、お手伝いをお願いしていた方に頼みました。本当にありがとうございます)。
 
 今回の発表会では、初めて『ピアノの発表会』というものに参加される方(年中)や、グループで合奏の発表会に出演した経験はあるものの、ソロは初めてという方もいらっしゃいました。また、どのご家庭も、ご家族のサポートあっての発表会だと思いますが、発表会前日に、ある生徒さんの親御さんが挨拶に来られ、『夜遅くまで、寝ないで、練習させます。』とおっしゃられた方も。

 本番は、小さなドラマが、ちらほらありました。

  • 最後のレッスンとほぼ同じく弾けた人
  • 楽譜が置いてある連弾にもかかわらず、すっ飛ばした人
  • 最後のレッスンでは不安があったものの、betterな出来だった人
  • レッスンはいつも準備万端で上手なのに、本番で思わぬハプニングのあった人(でも充分音楽性の感じられる演奏でした)
  • リハーサルで普段の力が発揮できておらず、リハーサルと本番の間に家に帰って練習もせず、本番を迎えたにもかかわらず、苦手なところを上手にクリアした人
  • 普段は電子ピアノで練習して、レッスンでは家とは違うアコースティック・ピアノを操るのに四苦八苦している割に、本番は上手に弾けていた人

 と様々でした。100発100中できていたところで、ミスが出る、何が起こるか分からない本番は、本当に怖いですね。

 カリヨンホールは、初めての利用です。ホール備え付けのピアノは、ヤマハでした。想像していたよりも、はるかに良かったです(鍵盤には、黄ばんだところが多々ありました。視覚的に、いつもと少し感覚がくるうかも…)。

 また、私の生徒さんは、自分の演奏が終わった後も、ロビーで遊ぶなど、時間潰しすることなく、ホール内で聴いている姿勢は、とても好感が持てます。

 小さい生徒さんが多い当教室。次回のイベントまで真剣に頑張れば(それほど大変なことではありません。レッスンの度に真剣に準備して、積み重ねていく、それだけです)、確実に、そして自然に上達することは保証します。今日の自分の演奏を省みて、普段のレッスンの積み重ねが大切であることを実感された方も、いらっしゃったようです。

 課題も見えた発表会でしたが、また一緒に頑張って、そして経験を積んで、不得意な点を克服していきましょう。



2014年11月28日金曜日

明日は発表会

 明日は、カリヨンホール(猪名川町)で、ピアノの発表会。今日が、発表会前、最後のレッスンになります。
 小さい生徒さんは、発表会までの日を、指折り数えて、心待ちにしているみたいです。と同時に、一番小さい生徒さんさえも、10日ほど前に行ったリハーサル時よりも、緊張しているみたいで、いつもとは違う何かを感じているみたいです。いつもできている場所が、できていなかったり、暗譜がとんでしまったりしています。日頃のレッスンや、発表会の準備で、積み重ねてきたものすべてを、いちばん良い状態で、発揮してほしいです。
 
 いつものレッスンと同じように、弾けたら良いのですが…

2014年11月27日木曜日

2013年に行った発表会の動画を作成

ナカオアリス・ピアノスタジオ(上達No.1! 猪名川町・川西市のピアノ教室)で学ぶ生徒さんの演奏動画> 

 2013年にユーベルホールで行った発表会のダイジェスト版を作成しました。
 
 使ったソフト(フリー)は、Icepine DVD to AVI Converter。まず、DVDをH.264形式のAVIに変換。変換には、オリジナルのDVDの時間の、半分位かそれ以上かかります。その後、Windows Live ムービーメーカーで、編集作業を行っています。

     

2014年11月17日月曜日

発表会リハーサル

 11月16日(日)の午前中に、一緒に発表会を行うピアノの先生の教室をお借りして、発表会のリハーサルをしました。発表会当日に行う短時間の会場リハーサル以外に、大勢の人の視線を感じながら、演奏してみる体験を事前にしておくことも大切と思い、セッティングしました。

 私のレッスンを以前から受けている生徒さんにとっては、3月の勉強会以来の公開演奏。以前は、いつもと違う雰囲気に、違和感を感じてしまい、曲の途中をとばしてしまった生徒さん。今回はそういった事故もなく、少し落ち着いたようです。一方、前回までは、緊張を感じることもなく、日頃のレッスンや練習と同じように弾いていたのに、今回は、人前での演奏に『緊張』というものを感じ始め、自覚症状が現れた生徒さん。精神的に、成長したのでしょう。また、見知らぬ人の前で、初めて一人でピアノを弾くことを経験された生徒さんもいらっしゃいました。
 
 演奏曲目にもう飽きてしまった人も、まだ準備が足りてない人も、もう少しだけ頑張りましょう。発表会までは、少なくとも2回、レッスンがあります。磨きをかけましょう。

2014年11月16日日曜日

【編曲・作曲】ソロ作品を連弾用に

オリジナルと編曲譜
発表会の演奏予定曲目のひとつを、予定変更し、ピアノ・ソロ作品から連弾用に編曲して、演奏することになりました。前奏を考え、またテーマが3回目に出現するところでは、対旋律的なものを加えてみました。生徒さんのパート(第1ピアノ)だけは、MuseScore という楽譜作成ソフトで、清書して、お渡ししました。発表会まで、少なくとも2回、まだレッスンがあるので、大丈夫でしょう。

2014年11月12日水曜日

発表会の打ち合わせ(6)

 発表会の打ち合わせを、カリヨンホールの技術者と、一緒に発表会を開催する他2名の先生を交え、行いました。ホールの方とは、反響板の設置の有無やその配置、ピアノの位置、映写室とのコンタクトの取り方、花の届く時間、案内の看板の設置、集合写真を撮る際は、自分たちで椅子のセッティングをしなければならないなど、具体的なことを打ち合わせました。
 今回のホールは、去年のユーベルホールほど広くはなく、舞台そでから、ピアノまでの距離が短いです。その短い距離を歩く一瞬で、緊張感のある本番と曲のムードに入り、慣れなくてはならないので、大変だと思います。

 その後、当日のリハーサルの時間・順番を簡単に話し合いました。 
 

2014年11月10日月曜日

私も練習しています

ピアノの練習(猪名川町のレッスンスタジオ)
もうすぐ発表会。今度の日曜日は、リハーサル(弾きあい会)を行います。
私も、皆さんと同じように、そのターゲット(=発表会)に向けて、練習しています。


2014年11月9日日曜日

練習と自信

 昨年度末まで当ピアノ教室川西教室で学ばれていて、今年度から猪名川町の日生スタジオまで通ってきてくれるKちゃん。たびたびこのブログに登場する小学1年生です。
 いつもは、お母様の付き添いなしで、レッスンを受けるKちゃんですが、今回のレッスンでは、「ママも一緒に来て。一緒に入って。」と言っていました。お母様に、聴いてほしい、成果を見ていてほしいと、胸を張って言えるほど、とても練習したのだと思います。発表会で弾く曲の一つに、ペダルの効果がどうしても必要な曲があります。レッスン室では、お家の練習にはない補助ペダルの効果を、楽しんだようでした。
 去年の発表会の準備段階の時には、年長さん。幼稚園の課外授業で行われているピアノレッスンに興味をもたれ、お稽古を開始されました。その後、私のレッスンを受講し始め、発表会まに一緒に過ごした期間は、まだほんの数カ月でした。『練習の方法』はおろか、『練習』というものがわかっていないようでした。でも今年は大丈夫。集中して練習する、できない部分を取り出して、部分練習をする、できるようになるまで練習するetc、練習のコツと要領を会得したようです。

2014年11月6日木曜日

【レッスンへの効果的な臨み方②】お家での練習で気をつけること

兵庫県川西市・猪名川町にある上達No.1ピアノ教室<ナカオアリス・ピアノスタジオ>がお伝えしたいレッスンと練習のコツ 
 
 新しい曲を練習する際、至極当たり前のことだけど大切なことは、正確な譜読み(この場合、深い意味での「楽譜を読む」というレベルのお話ではなく、単なる「音読み」レベルです。)と、もうひとつ「楽譜に書かれた指使い(指順・フィンガリング)を守る」ことです。指順は、各指の特性や音楽の流れ・響きを考慮して、かかれています。正しい指使いを守っていれば、曲・フレーズの途中で、弾く指がなくなる、行き止まりになるということがなくなります。特に初心者や、まだ学習中の人々は、理想的な指使いを守り、良い習慣・癖を身につけていく、体に覚えこませることが肝要と思われます。合理的で賢い指順を無視して、勝手な指使いをしてはいけません。いちど変な癖がしみついてしまうと、後で修正するのが大変です。

 確かに、楽譜には、プロフェッショナルな眼から見て、もっと良い指使いが存在することがあります。でも、書かれた指使いを自己流にアレンジすることが許されるのは、上級者以上です。

使用教材(導入期)

 兵庫県猪名川町と川西市にあるピアノ教室<ナカオアリス・ピアノスタジオ>で、導入期のテキストのひとつとして、レッスンで使用しているのが、「Me and My Piano Part 1」(ファニー・ウォーターマン他著・全48ページ・Faber Music)です。ウォーターマンは、イギリスのピアニスト・教育者で、リーズ国際ピアノコンクールの創立者でもあります。イギリスでこの本に出会いました。とてもきれいで楽しいイラストが満載です。今販売中のものは、以前の版(左記の写真)と比べ、中身は同じですが、表紙がほんの少し異なります。日本のAmazonでも取り扱っており、日本でも手に入りやすくなりました。海外ものを使用することの難点は、たとえそのシリーズの第1巻が日本で手に入りやすくても、第2巻以降が手に入りやすいとは限らないこと。輸入もできますが、割高であることが多く、生徒さんにお買い求めいただくのはどうかと思うのです。

<ナカオアリス・ピアノスタジオ>が、猪名川町・川西市のピアノ教室で使用している教材の一例

2014年11月5日水曜日

発表会の打ち合わせ(5)

 発表会のプログラムの原稿をチェックしてきました。誤植を修正してもらい、表紙のイラストを、出演者の中に大人の方もいるため、子供向けから、少し万人向けのものに変更をお願いすることにしました。

お稽古用CDを今年もレコーディング

猪名川町のレッスン室で作成したCD

 次回の発表会に参加するSちゃんのために、演奏予定曲目3曲をレコーディングし、CDをつくりました。「はち(ぶんぶんぶん)」(ドイツ民謡)、「かわいい犬」(バスティン)そして連弾曲「Flâneur」(E. ミルン)です。
 譜読みはすでに終わっています。今の段階でのお渡しとなったのは、譜読みを、CDの音を頼りに練習&音取りをしないように(自力でできるように)、といった理由です。
 連弾曲は、右手でPrimoパートを、左手でSecondoパートを弾いています。私ひとりで、楽譜通り完全に再現することは不可能なので、完全版に近いイメージ音源といったところでしょう。家で一人きりで行うPrimoパートだけの練習時、完成形をイメージしやすくなることを期待しています。
 録音の手順・機器は、昨年と同じ。→お稽古用CDのレコーディング
 今回は、Audacity で、ドライすぎる音響をまろやかにしています。1~2年ほど前に使用したAudacityは、updateされた模様。目的のeffectを探すのに、使用方法から再検索です。

2014年11月1日土曜日

今日は受験日(ピアノの実技試験)

 今日から11月。そして、高校3年生M子ちゃんの受験日(実技試験=ピアノ演奏)です。準備した曲は、ベートーヴェンのソナタの1楽章です。通常のレッスンに加え、昨日も、そして今日の朝、出発前にも、レッスンしました。大丈夫でしょう。